中学生でスマホデビュー 子どもがはじめてのスマホを手に入れた時に気を付けること

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私の娘は小学校6年生の時に

家のWi-Fiだけで利用できるスマホを持たせ

中学校に入ってからは

外でも使えるように格安スマホを持たせるようになりました。

スマホデビューした一番の理由は、友達と出かける機会が多くなってきたので

連絡が取れるようにするためと

オプションとして、スマホで友達とコミュニケーションを取ることの楽しさを

少し味わわせてあげたいなという気持ちからでした。

それに伴い、我が家のスマホルールも徹底的に決めました。

もちろんトラブルや依存を防ぐためです。

スマホトラブルや依存を防ぐ徹底ルール

どこの家庭でも、多少なりとも子どもがスマホを持ち始める時にはルールを作ると思います。

ですが今まで、我が家ほどルールが厳しい家庭を私は見たことがありません。

スマホ利用時間のルール

一番多いのがスマホを触る時間制限ではないでしょうか。

1日に1時間までとか21時以降は使用禁止!だとか。

我が家ももちろん時間制限を作っていますが、ルールはまわりの家庭とは少し違います。

子供がスマホを触れる時間帯

【平日】

  • 7:30~登校時間まで(登校時間はだいたい8時前後です)
  • 18:30~19:10
  • 20:00~22:00の間で10分間(ただしLINEチェックのみ)

【休日】

  • 10:00~10:30
  • 14:00~14:30
  • 18:00~18:30
  • 20:00~22:00の間で10分間(LINEチェックのみ)

※友達が家に遊びに来た場合や、外出時はこの時間ルールは変更する

このように、1日〇時間ではなく

時間割のように利用可能時間を決めています。

(部活の有無によって多少変更もありますが、それは割愛します)

時間にすると平日が約1時間、休日は約1時間半くらいです。

1日1時間、2時間という風に決めてしまうと

親が時間を管理するのが大変なので

ゆるゆると時間ルールは破られていきます。

この時間割ルールによって、親も子供もスマホを触って良い時間が分かりやすいですし

その時間に合わせて学校の準備や寝る準備などを済ませてくれるので

子ども自身が時間を計画的に使うようになります。

ちなみに下の子(小学校高学年)も家のWi-Fiで古いスマホを触れるようにしてあげましたが

夕方の利用時間までに宿題と明日の用意を済ませていないと触れないので

自分から時間を見て宿題をするようになり

早く宿題しろー!

と注意することが全くなくなりました。

※下の子は友達とLINEすることは禁止しているので、LINEチェックの時間はありません。

我が家の徹底したスマホルール

我が家で決めているスマホルールは

勿論時間だけではありません。

我が家のスマホ利用ルール

  • 利用はリビングでする。自室に持ち込まない(友達が遊びに来たときは別)
  • スマホで動画を視聴しない
  • 勝手にアプリをインストールしない
  • LINEの友達追加は親に報告をする
  • LINEグループの参加は原則禁止(やむを得ない場合は応相談)
  • LINEは姉弟の共有LINEだと伝える(LINEを利用している上の子だけのルール)
  • いつでもお父さん、お母さんがスマホチェックをして良いこととする
  • 宿題と次の学校の準備を済ませるまではスマホを触れない(上の子は自分でキチンと出来る子なので、下の子だけのルールです)

ルールだけを見れば、どこの家庭でも似たようなルールは決めているのかもしれません。

ですが私はアプリストアやYouTubeにchrome、音楽ダウンロードなどのアプリは

開く時にパスワードを入力しないと開かない設定をしています。

もちろん子どもはパスワードを知りません。

これを設定しない親が多いのが本当に不思議で仕方ないんですよね。

それとも、親の承諾を得てTikTokやInstagramなどをインストールしているのでしょうか。

最近のスマホでは、初期の段階からインストールされている場合も多いですが

それにしてもそのまま残して利用するとか

私は本当に理解にできないです。

アプリのロック設定は全く難しくなく、セキュリティアプリの機能として

ロック機能があります。

全てのセキュリティアプリにあるものなのかは分かりませんが

  • ウイルスバスターモバイル(Docomo推奨セキュリティ)
  • スーパーセキュリティfor Android(楽天モバイル)
  • マカフィ モバイル セキュリティ

ではアプリのロック機能があることを確認しています。

動画の視聴を禁止している家庭は少ないかもしれません。

我が家ではスマホでの視聴が禁止なだけであって、リビングのテレビでYouTubeを観ることはできます。

ルールとは、今まで可能だった行動を制限されると厳しく感じますが

今までとさほど変わらない習慣であると、そんなに厳しく感じられず

束縛感はありません。

ルールを守ってもらうためには、親子ともに分かりやすいルール作りをするのがポイントです。

私はルールを細かく決めているように見えますが、つまりは

  • 使用時間や場所を守る
  • やるべきことはきちんと済ませる
  • LINEの利用は特に慎重に。
  • 仕様アプリを制限する

ということなのです。

子どもがスマホルールを守ってくれる方法

子どもがルールを守らない、注意すると逆ギレする

という悩みを抱えていらっしゃるママさんも多いと思います。

まず大事なのは、親がそのルールをしっかり徹底することです。

その時々によって

注意したり見逃したりとなっていませんか。

子どもがルールを守らず反抗する理由のひとつとして

ルール自体が親の都合次第だと感じられるからだと思います。

家庭内ルールが曖昧になってから危機感を感じ

そこから厳しくしても、子どもは不満が募り反発するだけです。

スマホの危険性やルールは、スマホを所持する前からしっかり教えていき

ルールを徹底していくことが大事だと

私は思います。

お子様の個性によって

思春期になると反発が強いタイプだろうなと予想できる場合

スマホをなるべく持たせない方針ではなく

逆に早い段階で持たせて、スマホによる危険性やトラブルなどをしっかり教えていき

ルールを守る習慣づくりを始めるのも

ひとつの方法かもしれません。

そしてもうひとつ。

友達と比べてルールがすごく厳しいと感じられて

そこからルールを破ってくるパターンも多いですね。

友達はもっと自由にスマホを使えてるのに!

そんな主張をしてくる子供もいるかもしれません。

その場合は

「よそはよそ。うちはうち。」

なぜスマホの制限が厳しいのか

しっかりと子どもに伝えてください。

これもスマホを所持する前からはじめるのが効果的です。

我が家では、小学校低学年あたりから

  • スマホで起こる事件
  • LINEでのトラブル
  • SNSの利用によって深く傷ついた人が、世の中に沢山いるということ
  • 最悪の場合、命を落とす可能性があること
  • スマホを使いすぎると(心の)病気にかかる場合があること

などを、その時の年齢に合わせて

分かりやすく根気よく教えてきました。

また、スマホに関する事件などは

ニュース記事を読んであげたりもしました。

「よそはよそ、うちはうち。」

これを示す上で大事なことがあります。

それはスマホに限らず

成績や社会的貢献、習い事などへの取り組みなど

全てにおいてよそのお子様と比較しないことです。

ルールを決めた我が家の現在のスマホ事情

我が家のルールは分かりやすく紙に書いて

いつでも見られるようにしています。

そしてそのルールの最後には、このような言葉を書いています。

ルールをきちんと守ることができれば、ルールはゆるくなります。

ルールをきちんと守ることができなければ、ルールは厳しくなります。

現時点で子どもたちは、ルールをちゃんと守っています。

なので時には

「ちゃんと守っているから、今日は20分延長していいよー」

「何かインストールして欲しいアプリある?」

などの声かけをする機会も増えてきました。

子どものスマホチェックですが

私はLINEトークの一覧画面と、友達の人数チェックを時々する程度で

子どものスマホを触ることはあまりありません。

アプリは基本的にロックをかけているので、詮索する必要がないからです。

ちなみに今、子どもが自由に触れるアプリは

  • LINE
  • 音楽再生アプリ(オフライン)
  • メモ帳アプリ
  • 子供が好きなキャラクターのゲームアプリ(人と交流しないゲーム)
  • カメラ機能
  • 画像加工アプリ(投稿機能なし)

のみにしています。

LINEトークの内容も

現時点でやり取りしている友達は

小さい頃から良く知っている限られた子たちばかりなので

ほとんどチェックしていません。

そこまで制限して、どうしてスマホを持たせたのか。

それはもちろん

子どもだけで外出する時の連絡手段と位置情報の確認

のためです。

友達とスマホでコミュニケーションを取るというのは

冒頭でも言った通り、オプションにすぎません。

徹底ルールを見て、次のような疑問を抱く方もいらっしゃるかもしれないですね。

・ガラケーでも良いのでは?

→スマホの方が利用料金が安いからです。(スマホとは別にお金の大切さも教えています)

・子どもを信用していないのか

→信用云々ではなく、子どもの安全を守るためです。

子どもが深く傷つかないように守ってやりたいからです。

また子どもは、友達と友好な関係を続けたいがために

不本意な行動をとる場合があります。

そのことによって、他の誰かを傷つけてしまうかもしれないという可能性を減らしたいのです。

その点は信用がどうとかではなく

冷静で的確な判断がまだできない場合がある未熟な時期

だという捉え方です。

おわりに

ここまで読んで下さり、本当にありがとうございます。

ここまで読んで

そこまでするのなら、スマホなんて持たせない方がまし

と思った方はいらっしゃるでしょうか。

もしそう思ったのであれば

どうか

お子様にスマホを持たせない方針を貫いて下さい。

そう思っている家庭のお子様こそ

トラブルを起こす可能性が高いです。

世の中には、スマホに関する事件が溢れています。

中にはそれがきっかけで命を落とす人もいます。

それを親である私たちひとりひとりが重く受け止め

少しでも減らそうと地道な努力をしない限り減りません。

そのようなニュースを見て、あなたはどのように感じていますか。

他人事でしょうか。

子どもが当事者にならない保証なんてどこにもありません。

親の育て方や環境ももちろん大きく影響するとは思いますが

いくらきちんとしている家庭でも

ほんの小さな

ささいな出来事から

予想外のトラブルに発展することもあります。

トラブルが発生してから慌てるのではなく

いかにして未然に防ぐかは

親である私たちの大きな課題ではないでしょうか。

私は20人30人と子育てをしてきたわけでも、教育現場に携わってきたわけでもありません。

中学校に入りたての、生真面目で平和主義な娘には

このルールがぴったり当てはまっただけであり

我が家のルールが必ずしも成功するという訳ではないのです。

お子様それぞれの性格に合った方法というものがあるはずなので

私のやり方が正解ではありません。

そして、中学生男子を育てた経験もないので

男の子はどうすれば良いのかという点は

まったくの未経験で偉そうなことは言えません。

息子が中学生になった時、今のルールが通用するのか…

子どもの成長とともに

その辺りも今後お伝えできればな

と考えています。

文部科学省発表!中学生が学校にスマホ持ち込みを容認(条件付き)に不安しかない理由

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