中学生の娘にうつ病かもしれないと言われて【15】スクールカウンセラーへ

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スクールカウンセラー(SC)は、授業が行われている時間を指定していました。

もしかしたら気が変わって、本人も行くかもしれないから。

中学生の娘にうつ病かもしれないと言われて【14】学級閉鎖に救われる中学生

こちらの続きです。

当日の朝、娘に話してみましたが

娘の気持ちに変わりはなく

私1人で行くことになりました。

さて、私はカウンセラーと何を話そうか。

一番の目的は娘が行きやすいのか、どんな雰囲気なのか

様子を見てくること。

私自身は

カウンセラーに相談したいという気持ちは全くありませんでした。

というのも

娘が小6の時に、中学校のSCをしている方の話を聞く機会があって

正直その時の話が、全く私に響かなかったからです。

SCに相談したい気持ちはない。

ただ、娘の状況を簡潔に話して

SCの様子を見に来たといえば、向こうがリードしてくれて何とか会話になるだろう。

そう思っていました。

あとはSCの人柄による。

学校に着いて直接カウンセラールームへ向かい、ドアをノックしました。

カウンセラーの先生は30代半ば〜後半の女性で

以前いたカウンセラーが年配の方だと聞いていたので

思ったよりも若い!

というのが第一印象でした。

若い方のほうが娘も親しみやすいかもしれない。

保健室のような内装をした部屋の中に案内されて靴を脱ぐと

パーテーションのような簡易の仕切りの向こうにある、ソファーセットに着きました。

SCはファイルを開いてペンを取ると、私の方を見て

今日はどういったご相談でしょうか。

いや固いな。

ものすごくビジネスライクなその言い方に面食らった私は

担任の先生からは何か聞いていますか。

と逆に質問をしました。

あー、まぁ、ほとんど聞いてないですが、ちょっとだけ。

なんとも曖昧な返事が返ってきました。

私は娘の状態を簡潔に話し、ここに来るまでの流れを説明して

今日はどんな雰囲気なのか、様子を見に来ました。

と伝えました。

SCは頷き相づちを打ちながら、時には辛そうといった共感を示す表情をしました。

私の話を遮ることも否定することももちろんしません。

ですが

なんか面接みたいやな。

と思いながら話し

これはまずいなと思いながら

娘がここへ来るメリット、良いところを探しながら話し続けました。

SCに話をするときに

私にはある特徴がありました。

娘はこんな状態です。

カウンセラールームの雰囲気を見に来ました。

というような、完結的な話の流れを作っていて

どうしていいのかわからなくて…

どうすれば良いと思いますか。

などの

相談を持ちかける口調ではありませんでした。

私は話しながら

わたしはこの人に相談したいという気持ちが湧き上がってこない

と気付きました。

私の話が一段落つくとSCは

病院に行かれた方がいいと思います。

と言いました。

その後は

ここに来られる生徒さんはどのように過ごしているのか。

このように毎回話をするのか。

みたいなことや

ここに来る時間や可能なタイミングなどを質問しました。

私はいつの間にか

SCが答えやすいような質問を選んで聞き

ただただ、ある程度の時間が過ぎていくのを待っていました。

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