中学生の娘にうつ病かもしれないと言われて【18】疲弊した私のこころ

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さっ、次はどこ休もう。

と元気に(ちょっと偉そうですらある)息子の前で堂々と休みの計画を立てる娘。

中学生の娘にうつ病かもしれないと言われて【17】子どもを洗脳しない親の助言とは

こちらの続きです。

休みたい日はベッドから起き上がらず

不調を全力でアピールしてくるのに

欠席の連絡を終える(始業時間を過ぎる)と漫画を読み出す。

学校へ行っても

帰ってきたら少しスマホを触って

その後音楽を聴きながらご飯ができるまでひたすら寝る。

ご飯で声をかけると起きてきて食事をして

それからYou Tube。

夕方にこれだけガッツリ寝てたら

そら夜寝付きも悪いだろ。

寝られないと言いつつも

寝られるよう努力はしない。

好きなことだけして、学校は休めばいいだけ。

私が夕方仕事から帰ってくると

大抵娘はスマホにイヤホンをさして

音楽を聴きながらリビングで寝ていました。

声をかけても聞こえないのか反応が遅い。

私は常に視界に入ってくる娘のその姿に

苛立ちを抑えられませんでした。

娘がなぜリビングで寝るのかというと

自室だと音楽が聴けないから。

娘は【スマホを自室に持ち込まない】

というルールを守っていたんです。

私は自分の苛立ちを減らすために

娘に夕方だけスマホを部屋に持ち込んでいいと伝えました。

とにかくしんどい。

焦りが募る。

この子はなんでこんなに呑気なのか。

私はクタクタでした。

私の心はどんどん疲弊していきました。

この頃の私は一番不調だったように思います。

仕事に行けばスイッチが入りますが

終わった後の脱力感。

そして娘の様子に苛立つ日々。

何もかもうまく行かない気がして

自暴自棄になりつつありました。

もう体調なんてどうでもいーや。

もう疲れた。

 

そんな考えが浮かんできたりしました。

娘もきっと、色んなことに疲れている。

その原因が私かもしれないという気持ちを必死で否定したくて

なにかのせいにしたくてたまりませんでした。

娘の身近に数人

不登校の子がいます。

1人は昨年同じクラスで仲良くなった子で

昨年から不登校気味でした。

テストは絶対受けない。

学校も修学旅行などのイベントには来るけれど、通常はほとんど欠席しています。

久しぶりに顔を出すと

東京遊びに行ってたからダルくてー

夜中にゲームしてたら起きたん10時過ぎてた〜

ケロッと笑いながら話してくるそうです。

その友達が

自分の希望の進路が決まったと報告がありました。

高校卒業相当の資格があるのかはわかりませんが、多分専門学校?

他にも、部活が一緒だった友達。

この子は夏休み目前から全く学校に来なくなりました。

勉強が苦手で苦痛で

家庭が複雑なこともあり

中学卒業後は通信に通いながらアルバイトすると話していたそうです。

今は昼夜逆転の生活をしていて

それでも保護者は何も言わない。

傍から見れば、この子も好き放題しているように見えます。

そして従兄弟のスミ子。

スミ子は完全不登校ではありませんが

夜中にずっとYou Tubeを見ていて

学校をしょっちゅう休んでいると

義父から聞きました。

3人に共通するのは

秒でLINEが既読になること。

つまりずーーっとスマホを操作していることになります。

そしてもう1人。

数年前から完全不登校になった、今年同じクラスの子。

実はこの子が娘に会いたいということで

親同士が連絡を取り合って予定を合わせ

夏休みの終わりに数年ぶりに家に行かせてもらいました。

はじめは緊張もありましたが、すぐに以前のように戻り

楽しい時間を過ごしたみたいです。

彼女は以前となんら変わらない

明るい子に見えた娘。

楽しかった気持ちはもちろんあると思いますが

この4人と接して

頑張っていた緊張の糸が

ぷつんと切れてしまったのかもしれない。

私は

自分以外のなにかのせいにしたかった。

嫌なことから逃げて

それでも楽しそうに生きている周りの子たち

少なくとも、娘や私からはそう見えてしまう。

頑張るのがアホらしくなってくる。

私は

なにかのせいに

誰かのせいにしたかった。

私のせいだと思いたくなかった。

こちらに続きます→

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