この時期にとても多い、ママさんから寄せられる悩み相談。
中でもこの春に子どもが小学校に入学したママさんは
登下校のトラブルに悩まれている方が圧倒的に多いです。
校区内の公立小学校に入学すれば、ほとんどの場合は保護者が付き添うことなく
子どもだけで歩いて登校します。
寄り道せずにちゃんと歩けるかな
交通ルールをちゃんと守って
事故に遭わないように安全に登下校できるかな
こんな心配ももちろんですが
一番はやっぱり人間関係。
近所で班を作った集団登校をする学校
特に集団登校の決まりは無く各自で登下校をする学校
登下校のスタイルは地域によってさまざまです。
学校側が集団登校を決定していなくても
「なるべく1人で登下校しないように」とお知らせする学校が多いです。
集団登校をしてもしなくても、実はトラブルはとても多いのです。
そして悩みを相談してくるのは、必ずしも新入生のママばかりではありません。
集団登校でのトラブル
集団登校の班決めは、多くの場合はPTAの仕事のようです。
エリアごとになるべく高学年と新入生とのバランスを考えながら班を決めます。
場所によっては地域のこども会が関与している場合があります。
近所の方とあいさつ以上の交流がある場合は
入学までの早い段階で登校についての情報は得られますが
近所の交流がない場合や引っ越してきたばかりの場合は学校や自治会に相談すると良いと思います。
集団登校でのトラブルで多いのが
- 学年ごとに歩行ペースが違う
- 決まった時間にみんなが集合していない
- 時間や班の変更などを、個人的理由でお願いしてくる家庭がある
などです。
小学1年生は自分たちで登校するというのがとても新鮮で
色んなことに興味を持つので落ち着きがないです。
中には言うことも聞いてくれない子もいるので、上級生は手を焼いてしまうわけです。
毎日のことなのでうんざりした上級生は
そのうち1年生のペースに合わせることを止め
自分のペースで歩き始めます。
ここで
上級生に置いて行かれる
言うことを聞いてくれない
という、お互いの不満が生まれるのです。
そのほか、数人~十数人で待ち合わせると必ず遅れて来る子が出てきて
その結果みんなの学校到着が遅れるといった問題が発生したり
仕事の都合で集合時間を早めて欲しいや、班を変えて欲しいという要望に悩まされるという意見もちらほらあります。
各自で登校していてもトラブルはつきもの
我が子がお世話になっている学校は集団登校ではありません。
ですが入学当初は近所のお兄ちゃんお姉ちゃんにお願いするなどして
1人で登校しないようにしましょう。と言われています。
新1年生のママさんは入学までに
登校をお願いする小学生を探します。
近所に住んでる子や同じ通学路を通る子などで、
できれば親子で顔見知りの家にお願いに行きます。
近所に誰もお願いできるような上級生がいない場合は
学校に相談すれば学校側から近くの在校生にお願いしてくれます。
集団登校でなくても、集団登校と同じようなトラブルが発生します。
私が聞いたトラブルでこんな話がありました。
3人の1年生が一緒に登校する約束をしました
(そのグループは上級生にはお願いしなかったようです)。
集合場所に着くと1人来ていませんでした。
しばらく待っても来ないので、遅れているのではなく先に登校した可能性があると思い付き、
現在の時刻も分からなかった2人は遅刻してはいけないと、2人で学校に向かいます。
…ということが数日続きました。
来なかった1人が待ち合わせに毎回遅刻して来てたわけなんですが、
いつ行っても友達が待っていなくて
子どもは泣きながら1人で学校に向かい、そのことを母親に相談しました。
その話を聞いた母親は自分の子がのけ者にされていると捉え
2人の親に抗議しました。
というもの。
それ以外の代表的なトラブルに、仲間はずれなどがあります。
女子に多い印象ですが、学校生活に慣れてくると
「〇〇ちゃんとは行きたくない」「〇〇ちゃんと二人で登校したい」などと言い出します。
集団登校ではない場合は基本的に誰と行くかは自由なので、
一緒に行く子が変わっているのを見る度に「何かあったのかな」と思える程
もめ事は頻発します。
登下校 待ち合わせトラブルを防ぐには
登下校トラブルを防ぐには、イレギュラーなことが起こった時にどう判断
行動するかというのを、トラブルが発生する前に決めておきます。
5分以上遅れそうな場合は親同士で連絡を取り合うことにする
ある程度の人数が集まったらみんなで100を数えて、それでも揃わなければ先に登校する。
など主にイレギュラーが発生した時にどう動くのか
ということを決めます。
待ち合わせ場所に集合している子どもたちは時間が分からないので
自分が遅刻しないように登校するには
どのタイミングで出発すれば良いのかの判断が難しいのです。
そういったことを前もって親同士で決めておくとトラブルも減ります。
おわりに
登下校のトラブルは本当に多く
そして相手が大抵近所の子なので尚更悩みます。
学校の先生の目の届かない場所なので
先生に相談するころには
和解が困難なほど深刻な状況に陥っていることも少なくありません。
私は母親になってから今まで
縁が切れるほどのママ友トラブルを一度だけ経験していますが、
そのトラブルの主な原因は登下校に関することなのです。
物騒な世の中で、学校側はどうして集団登校にしてくれないんだろうと思った時期もありました。
おそらく集団登校はもめ事が多くて
学校の負担も大きく簡単にできることではないのだと思います。
子どもの学年が上がった現在
私はやっと集団登校じゃなくても良かったと思えるようになりました。
新たな小学校生活。楽しく元気に新生活のスタートが切れたらいいですね。
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