子どもが発育曲線よりも小さい上に1歳6ヶ月になっても歩かない 定期検診で再診を言われた我が子の今

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前回の記事で、子供の乳幼児期の発育が遅かったという不安を書きました。

詳しくはこちら

私の上の子は生後9か月の時に身長、体重の発育曲線を下回り(特に身長)

さらには1歳半検診の時にまだ歩かなかったので

まわりのお子さんよりも何度も何度も検診に通っていたという時期があります。

いま

子どもの体が小さい

中々歩き出さない

と悩んでいるママさんたちに

私の経験談や我が子の成長の様子などが

もしかしたら参考になるかもしれないと思い

ここに改めてまとめていきたいと思いました。

出生時の体重と初めて発育曲線から外れた日

娘は出産予定日から1週間遅れて生まれてきて、体重は3000オーバー。

今時の子は割と小さく生まれてくるので、

3000グラムを超えた娘はぷっくりしていました。

けれども初めての1ヶ月検診の時

当時はミルクと母乳の混合だったにも関わらず(その後完母)

体重が約400グラムしか増えていなくて2週間後に再検診となりました。

生後1ヶ月の体重は、出生時よりも約1000グラム増えると言われていますよね。

再検診の時には問題なく増えていたので

成長の不安は一旦ここでクリアになりました。

それでも成長が本当にゆっくりだった娘。

また少しずつ不安が募りはじめた生後9か月の検診で

とうとう身長が発育曲線から外れてしまったのです。(体重は下の曲線ラインと同じ重さ)

そこから毎月検診を受けることになりました。

検診は主に身長、体重の測定で

その後お医者様と発育曲線に照らし合わせながらの問診です。

11ヶ月の検診の時に、ホルモンの異常がないか調べるために血液検査をしました。

数値によっては幼稚園頃に

ホルモン注射などをするかもしれないという話もちらっとされた記憶があります。

血液検査の結果は異状なしで、離乳食のアドバイスを頂いたりしました。

娘は離乳食も嫌がってあまり食べず、そして私の母乳の出が悪くなっていたので

思い切って1歳1ヶ月で断乳をしました。

(本当は1歳で断乳チャレンジしたのですが、泣き叫ばれて一度断念してしまうという可哀想なことをしてしまいました)

1歳半検診で、我が子だけ出来なかったこと

1歳を過ぎてから

娘の発育ペースはきっと個性だと思うようにしていました。

ついつい不安になってしまうので

自分に言い聞かせていただけかもしれません。

私も夫も背が高い方ではありません。きっと遺伝もあるのだろう、と。

ですが1歳半が近づいてくるにつれて、私はまた不安になってきました。

娘が中々歩かなかったのです。

支えがないと立つこともしませんでした。

検診で同じ月齢の子が大勢集まりましたが、歩けなかったのは娘だけでした。

別室に呼ばれ保健師さんと話をしました。

体の発育で小児科に通っている話をしたので、それ以上の何かを指導された記憶はありません。

そして不思議なことに、小児科の検診で歩行について何か言われた記憶も全くないのです。

体が小さく、歩行もしない。

娘は何か病気なのかもしれないという不安でいっぱいでした。

娘が歩きたいと思える努力、食事の努力、そしてあまり寝ない子というのも成長に影響があるのではないかと思って、

お昼寝をさせる努力()や夜ぐっすり寝られるようにする工夫などを沢山してきました。

※娘は生後3か月くらいから、抱っこかドライブに連れていかないと昼寝をしませんでした。

2歳を機に昼寝をさせる習慣を諦め、5時半起床19時半就寝という生活スタイルにしました。

毎日がとても大変だったというのは漠然と覚えていますが

10年程経過した今、その頃を思い出すのは娘の可愛かった様子ばかりです。

はじめて歩いた日 検診が終わった日

家でも外でも、何とか歩くことに興味が沸くように

手を握り私の足の上に立たせて一緒に動いたりなどしましたが

娘はハイハイが出来たら不自由はしないのか、あまり歩くことに興味を示しませんでした。

それが1歳8ヶ月目前のある日、布団の上で遊んでいたら

いきなり私の足につかまり出したので、その手をそっと離して私は3歩ほど後ろに下がりました。

そしたらふらふらっと私の所まで歩いてきてくれたんです!

私が大きな歓声をあげて抱きしめると

また同じように得意げに歩く様子を見せてくれました。

そこからは本当に早かったです。

今まで自分で自由に歩いて動かなかった分

外では延々と自分で歩き、抱っこをせがむことはほとんどありませんでした。

足が不自由な病気かもしれない

筋肉や神経に何か異常があるのかもしれない

と心配していたので、気持ちが一気に明るくなりました。

ただ身長に関しては中々発育曲線に入ることができず

結局3歳9ヶ月まで、3か月ごとの検診には通いました。

私が散々悩み、不安を抱えた検診は

本当にあっけなく終了したのです。

3歳9ヶ月の時に小児科の検診でやっと

発育曲線の下のライン上にかかりました。

そしたらその身体測定の結果を見た医師が、

ライン上に入ってたら問題ないです。

とあっさり検診を打ち切ったのです。

今まで0.1ミリだろうが下回っていた時には

幼稚園の頃にはホルモン治療を始める可能性がある話や

食事に問題あるかのような話もされましたし、

半年に一度は血液検査をしていました。

その時の医師の話を聞いて

そんなマニュアル通りの診断なのか

と少し呆れた気持ちになりました。

とにかく終了の形はどうであれ、心がとても軽くなった日でした。

子供の発育で私が努力したこと

発育で私が一番気を付けたのは、とにかく食事です。

栄養バランスを考え、とくにタンパク質の摂取を意識しました。

そして、しっかり体を動かして体力を使うことです。

お菓子やジュースはあまり与えず

子どものパックジュースは4個入りとかだと賞味期限が切れる寸前で私が消費するほどのペースです。

体力を使わせてお腹が空くように、そしてしっかり寝られるように

生活リズムもものすごく規則正しかったです。

とても大変な時期でした(笑)

当時の私の育児日記より

あれから約10年経った今の娘

娘はいま、小学校の高学年です。

身長順に並ぶとずっとずっとクラスで一番前だった娘が

今年度初めて前から3番目になり、

3学期の身体測定で前から6番目になりました。

身長も体重も、実は同じ時期の私よりも大きいです。

私は小6最後の身体測定で、身長140センチ以下、体重30キロ以下でした

小学校3年生くらいまで食の細かった娘は

今ではびっくりするくらい食べてくれますし、好き嫌いは多いですが

嫌いで拒否するレベルの食材はほぼ無いです。

毎日元気に走り回っています。

徒競走は苦手です(笑)

おわりに

子育て支援センターで遊ばせている時、顔見知りのママに言われたことがあります。

そんなに無理に歩かせようとしなくても、いつか歩くようになるって!何の心配もないよ!

笑顔でとても明るい声でした。

でも私には突き刺さりました。

心配いらないなら、定期健診に通わなければいけない現実はなんなのか。

発育が遅いこのペースはなんなのか。

そして私は、まわりから見たらそんなに歩かせることにムキになっているように、必死に見えるのか…。

娘のペースをおおらかに見守ろうと思っていても、

他人が分かるくらい私は焦っていたのだと思います。

歩こうとしない娘にもちろん声を荒げたことはありません。

そのママ友はおそらく、神経質になっている私の心を

軽くしてくれようとしたのだと思います。

今ならわかります。

当時の私にはナイフです。

娘にケガをさせないように、動きにすごく注意していた、、、

そんな神経質な私の気持ちも娘に伝わっていたのかもしれない、

だから娘は新しいことを始める時に、少し臆病なのかもしれない。

全ては。

今だから落ち着いて考えることができるんです。

受け止めることができるんです。

子育てとは。

そんなものかもしれないですね。

最後に余談ですが。

下の子が乳幼児期の発育は

ずっと発育曲線の下ラインをなぞっていました。

そして

初めて歩き出したのはなんと

まさかの1歳8ヶ月でした。

上の子よりも遅かった。

私の心配性育児が原因ですかね(^-^;

【子どもの個性を受け止める】ネットや育児書通りにいかなくても大丈夫~成長には個人のペースがあります

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