子どもが小学校高学年になって以降
顔見知りのママさんたちと会っておしゃべりする機会があった時
必ずと言っていいほど話題に挙がるのが
子どものLINEトラブルについてです。
世間では、未成年が見知らぬ人とSNSで知り合い
事件に巻き込まれるケースがたびたび報道されたりもしますが
私が身近に聞くスマホトラブルは
ほとんどがグループLINEです。
なぜこんなにもLINEトラブルが起こるのか
それは
まだまだ心の成長段階である未熟な子どもなのに
親がスマホを自由にさせ過ぎている
ことが原因だと私は思っています。
大の大人でもトラブるのに、子どもが揉めないわけがない。
子どもの世界
子どものプライバシー
大事です。
でも
子どもが深い傷を負っていてもそれらを守ることが大事なのかというと
私は疑問に思います。
スマホを持ち始める時のルール。
最初はすごく厳しくていいと思います。
そして持ち始めてスマホと上手に付き合えるようになれば
段階的に利用ルールを緩くしていけばいいだけだと
思います。
Contents
スマホを持たせる直前が一番肝心!徹底ルールでほとんどのトラブルが回避できます
子どもがスマホデビューをする時
初めのルール作りが肝心です。
- スマホの利用時間
- 親が常にチェックする
- 配信、投稿系アプリの利用禁止
- グループLINEの禁止
など。
最初はちょっと厳しいかな?くらいでもいいと思います。
スマホを自室に持ち込まない、
勝手にアプリをインストールできないように、セキュリティ機能でアプリストアをロックする。
中学生でもすでに
片時もスマホを手放せない、常に触っているスマホ依存症の子がとても多いです。
それは
スマホを触れる時間の自由度が高いことと、SNSの利用が引き金になっているのではないでしょうか。
身近な友達や推しの芸能人の投稿は、アプリを開くたびに新しい情報が更新されていて
いつ見ても楽しめます。
その情報をいち早く知りたいという気持ちから
SNSに入り浸るようになります。
そして思春期の揉め事として圧倒的に多いグループLINEのトラブル。
グループLINEを利用させないというルールだけでも
トラブルを極力避けることができます。
反対に
グループLINEに入らなかったからこそのトラブル
というものもあるでしょう。
それは仲間はずれ
ですね。
仲の良い友達でグループLINEができ
それに入れずに、その友達と距離ができてしまった…
LINEで盛り上がった話題について行けずに淋しい思いをした。
私は
グループLINE禁止を親に言われている
ということを、子どもから友達にきちんと伝えさせ
それでも理解してもらえない場合
グループLINEに入らなくて離れてしまう友達は
グループLINEに入っていたとしてもいずれトラブルによって距離ができてしまう友達
と思っています。
仲間はずれ
友達との距離感
それが不安でグループLINEに入る選択しかできなかった場合は
次のステップです。
友達と初めてのLINE交換!トラブルが起こりにくい最初のイメージづくり
友達とのグループLINEに参加することになりました。
ここでもはじめが肝心です。
LINEにおいて、子どもにしっかり伝えるべきことは
- すぐに返信しない
- すぐに既読をつけない
ということです。
やり取りが気になったりして、すぐに開く子も多いですよね。
そして
既読が付いたのに返事が遅いと不満に思う子も多いです。
文字でのやり取り、感情を伝えるのって難しいです。
誤解が生まれやすいです。
だからこそ焦らない。
上記の注意を子どもに促します。
相手に
この子はLINEの返事が遅いタイプ
あまりスマホを触っていないイメージ
そんな印象を持たれることが理想です。
なるべくトラブルを避けるため
だということを、LINEを利用する前にしっかり子どもと話します。
すぐに既読したり返信したりすることを避けるには
スマホの利用時間を制限すると、わりと簡単です。
ちなみに我が家では、平日の利用時間は1時間です。
自室にスマホを持ち込むのも禁止です。
たまに友達から、翌日の学校の準備を聞かれることもあるので
登校する前と寝る前のLINEチェックはOKにしています。
それでもグループLINEのトラブルが発生してしまった!
では、次のステップです。
LINEトラブルに遭遇!子どもが深く悩んでいる時の逃げ道
子どもがLINEの仲間はずれなどでターゲットにされた時
下手な動きをせず
- 親にスマホをチェックされた!
- スマホを親に没収された!
という体で
相手とのLINEでの接触は一切ストップします。
状況によれば
親のチェックや没収をいちいち友達に伝えなくてもいいです。
もうすでにトラブルが発生しているのですから
接触を絶っても解決はしない
でも
何とか解決しようとLINEで動けば動くほど、
トラブルが大きく発展して深刻な状況になる可能性が高くなる
のです。
LINEで発生した嫌がらせは反応すればするほど盛り上がります。
ほとぼりが冷めるのを待ちましょう。
もしそれがいじめに発展したら…?
学校の先生に相談すれば
ほとんどの先生が親身に対応してくれると思います。
でも先生の本音はきっと、こう思っています。
自由にスマホ触らせて好き勝手にLINEとかさせるからや。
子どもの反抗期が爆発!親がスマホ管理できない事態の最終手段
スマホデビューの時に
持たせる条件として、厳しいルールを作ります。
最初は
自分のスマホが持てるという喜びから
子どもはそのルールをすんなり受け入れます。
でもそれが守られるのは最初の頃だけ。
っていう人も多いでしょう。
思春期で反抗期が激しい
もう親では制御ができない
でもLINEトラブル発生。
この場合は
LINEで子どもが嫌な思いをしていることよりも
子どもが他の子に嫌な思いをさせているパターンもあります。
どうすることもできない、最悪の事態になってしまった時は。
強制終了。
スマホを没収するかLINEアプリのロック設定。(使用不可にする)
です。
LINEでとてつもなく嫌な思いをした場合、最終手段として
携帯番号の変更→LINEアカウント削除(あるいは変更)
もできます。
番号変更とか大変すぎる!大げさすぎる!
と思うかもしれませんが
手数料を払えば簡単に変更できます。
【携帯番号の変更にかかる手数料】
- docomo 2200円
- au 2200円
- softbank 3300円
- ワイモバイル 3300円
- 楽天モバイル、LINEモバイルは変更不可
※2021年5月時点
これはあくまでも最終手段で、いくら簡単にできると言っても
手間には変わりないのでなるべく避けたいですよね。
自由にスマホを触らせる理由に続く言葉
トラブルを回避するための方法を
段階ごとにお話ししました。
ステップが進むにつれて
私の感情が雑になっていくのを自分で感じました。
文章を考えながら
トラブルで悩むのは、スマホを安易に持たせるからやん。
そういう気持ちが常に私の中にありました。
我が家のスマホルールはとても厳しいと思います。
そこまで徹底して縛って、子どもが可哀想
もしかしたらママ友に陰でそう思われているかもしれませんね。
娘がスマホを持ち始めてもうすぐ3年。
LINEトラブルは一度もありません。
娘が孤独だった期間も一度もありません。
私がスマホルールを厳しくするのは
トラブルに巻き込まれないために
高校に入った時に、楽しく上手にスマホと付き合えるようになるための
スマホ教育なのです。
高校生になったら、子どもではなく
1人の大人として尊重し
スマホに限らず色々なことを自分で判断して自主的に動いてもらいたいです。
その時に子どもの手を、自信を持って離してあげられるように
いまはそのための成長段階だと思っています。
親が子どもに自由にスマホを触らせる理由は何でしょうか。
・他の子が自由に使えてるのに、そこまで縛られてかわいそう
・子どもが友達との話題についていけなくなるかもしれない
・ルールを決めたって守ってくれない
・言うことを聞いてくれない、もうコントロールなんてできない
・中学生も、もう大人の第一歩。本人に任せるべき
・子どもにだって自由とプライバシーは必要
・学校も塾も頑張って、せめてスマホくらいは自由にさせてあげたい
・祖父母が購入してくれたから、親は関与しない
・自分のお年玉で買ったから親は何も言えない
こんな意見が集まりそうですね。
でもそれらの言い訳は
こちらの言葉に続くんです。
だから
子どもがLINEトラブルで傷ついたり、事件に巻き込まれても仕方ない
ということになるんです。
子どもがスマホを親に触らせない、取り上げられないからって
陰でこっそり見知らぬオッサンとやり取りしてもええの?
うちの子はそんな軽率なことをするような子じゃない。
という信頼は素晴らしいです。
そして危険です。
たとえ我が子が危機感を持ち、スマホの利用に慎重になっていても
友達もしているから大丈夫
なんて、簡単にタガが外れることもあります。
SNSのフォロワーを増やしたくて、簡単に他人と交流することもあります。
まわりが、世間が、そして自身も
フォロワーの数=人気者
という考えがあるからです。
犯罪者はそんなことをちゃんと分かっています。
あなたが一生懸命子育てをして、愛情をたっぷり注いで健やかに育って来たお子さまほど
【大人】という存在に安心感を抱き、簡単に信じてしまいます。
頭のおかしい変な大人に免疫がないのです。
未成年を言いくるめることなんて
きっとちょろいと思います。
あなたも自身や身近に
こんな経験ありませんか?
ポケットベルやPHSで
見知らぬ人とのやり取り経験。
当時はカタコトの短文カタカナメッセージだけでしたが
今は画像を共有できます。
個人を特定する、あるいは特定できたと偽って脅迫する
簡単だと思います。
とても便利で怖い世の中になったこと
是非もう一度考えてみてくださいね。
子供がLINEグループに誘われた!トラブルにならずに上手に断る方法とは?
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