先日、義両親を我が家に招待しました。
今年はコロナ禍の影響で
父の日、母の日、ギボちゃん(姑)の誕生日をスルーしたのに加えて
上の子の入学祝を頂いていたお礼もちゃんとできていなかったので。
何かを義実家に送ることも考えましたが
距離がとても近いので
配送だと逆に冷たい対応になっちゃうのです。
コロナウイルスの感染者がものすごく増えている中で
体の弱いギボちゃんを連れまわすのも気が引けますし
全てこちらで用意するということで
自宅で焼肉パーティをしました。
私の予想通り、来るまではすっごく憂鬱でしたが
終わってみれば嫌な思いをすることもなく
それなりに楽しかったです。
私たちは沢山笑いました。
家に来ている間、一度も
早く帰ってくれ
という感情が生まれなかったのは
10年程前から考えると
ありえない進歩です。
お姑さんはすきですか?
仲良く良好なお付き合いができていますか?
私はその昔
義母のことが嫌で嫌でたまらなかった時期がありました。
それが今では、私の方からランチに誘って二人で出かけることもあります。
この10年程で何があったのかをお話ししたいと思います。
Contents
私がギボちゃん(姑)を嫌っていた理由
振り返ってみれば
ギボちゃんと初めて対面したのは
夫と付き合い始めて1ヶ月ほどたった頃でした。
初対面のギボちゃんは控えめで、第一印象は悪くなかったです。
人見知りだったらしい
それから会う機会がどんどん増えて
どんどん仲良くなるたびに
私は嫌になっていきました。
結婚前後の数年が、一番嫌いのピークだったかもしれません。
私がギボちゃんを嫌いだった理由は
- すぐに私に連絡をしてくる
- 自分の身内の愚痴を言う
- 返答に困るようなお金の話をしてくる
- 家が汚なすぎる
- 会っている時に、すぐに次の約束を取り付けようとする
- 何でも自分と一緒にしようと言いだす
- 私を本当の娘だと思っているアピールが暴走して、私の親に嫉妬する
- 浅いつながりを大切にして、それを私に押し付けてくる
- 自分の育児に自信を持ち、それを得意げに偉そうに私に主張する
当時のことを思い出しながらパッと思い付いた感じだと
これくらいでしょうか。
並べてみた理由を見ると
ギボちゃんは私のことが好きで、もしかしたら好きになる努力や
嫁とうまく付き合う努力をしてくれていたのかもしれませんが
私はまったく嬉しくありませんでした。
苦痛で苦痛で仕方なかったこれらの理由ですが
今ではこの姑が嫌いな理由は一切なくなりました。
ギボちゃん(姑)とうまく付き合えるようになった理由
私が今、ギボちゃんと仲良くできるのは
当時に比べて大きな大きな変化があったからです。
変化とは。
簡単に人を変えることはできません。
ギボちゃんは基本的に昔から変わっていません。
下の子妊娠中期~産後4か月くらいの間、音信不通だったので
その後ちょっと控えめになったかもですが…
自分が変わるしかないんです。
姑の話を深く受け止めない
まずは身内に関するウザかった愚痴ですが、
今では適度に同調しつつはいはいーと聞き流せるようになりました。
この手の愚痴は、決してアドバイスが欲しいわけではないのです。
ただただ聞いて欲しいだけなのです。
身内の愚痴話とお金の話は、大きく関わっています。
たとえばギボちゃんの兄弟が
お葬式の時にお金出さなかった
おばあちゃんの年金使いこんでた!
などと
コアなネタをぶち込まれましたが
当時は私は
さりげにうちにお金の無心してる?
と感じられるような話もあったのですが
この手の話は私には関係ないこと
として
あくまで外野としての反応を貫くようになりました。
労ってあげて終わりです。
会う頻度は自分のペースで
「次はどこに行こう」とか、会ってる時に必ず次の約束を取り付けてきたり
子供たちがお出かけした報告をすると
「ばぁばも行きたかった!なんで連れてってくれなかったの!今度はばぁばと一緒に行こう!」
とか言ってきますが
うん。そのうちね。
と、さらりとかわせるようになりました。
以前は
また計画たてなきゃ。次会った時にまた言われる
とその都度悩んでいましたが
ギボちゃんの希望を叶えたところで
ギボちゃんは満たされません。
エンドレスなんです。
なので、いちいち付き合ってられないと思い
ゆるい気持ちで
できることはする。という考えに変わりました。
連絡攻撃のスルースキルをあげる
些細なことからくだらないことまで
ギボちゃんは何か理由をつけては私に連絡をしてきていました。
私はそれが嫌で、夫に
なにかあったらこっち(夫)に連絡して
と言ってもらったことさえありましたが
ギボちゃんには全く効果がありません。
私は毎回憂鬱な気持ちになるくらいなら、と
気分が乗らない時はスルーするようになりました。
時間にゆとりがあったとしても、忙しいフリをしています。
いつまでも続かない 環境の変化で大きく変わる
変わったのはもちろん、私の気持ちの変化だけではありません。
環境が大きく変わったのも私にとっては好転した理由です。
ギボちゃんにとって我が子は初孫です。
想像できるかと思いますが
当時のギボちゃんは本当にうんざりするほど接触したがりました。
それが夫の兄弟が出産してからは
ビックリするほど頻度が落ちついたんです。
当然でしょうね。
その子どもたちの子育てを
ギボちゃんはがっつり任されていますから(笑)←現在進行形
会いたがるのは今でももちろんありますが
うちの子どもたちも大きくなったので
義両親のことは大好きですが、自分たちの予定も増えてきたので
会うのも限度があります。
上の子が赤ちゃんの時には
いかに自分が素晴らしい子育てをしてきたかを
めちゃめちゃアピールされましたが
それも今ではすっかりなくなりました。
もちろん、夫を優しく思いやりのある人に育ててくれた感謝はあります。
こんな風に子どもたちも育って欲しいなとも思います。
でも
うちの子めっちゃ良い子に育ちましたが
ギボちゃんが世話してるお孫たち
まぁまぁ困ったちゃん揃いなんですよね。
その孫の愚痴や自分(ギボちゃん)の末っ子の愚痴を聞くことにはなりましたが
育児自慢は全くなくなりました。
おわりに
今思えば
10年程前までの私は
良い嫁だと思ってもらいたくて
頑張っていたからしんどかったのかもしれません。
ある時に気付いたんです。
頑張っても頑張らなくても
姑から見た嫁の評価って
大差ないよな。って。
どんなに頑張っても現状は良くならないし
多少手を抜いてもそこまで評価はさがらない。
出会った当初から、すでに嫁と姑の関係って決まっているのかもしれません。
無理なく姑と付き合う方法は
姑の期待に応えようとしない。
ということ。
昔に比べて
今の若いお嫁さんとお姑さんは
仲良くできているという話をよく聞きます。
頑張りすぎないから、我慢しないから嫁のストレスにならない
期待できないから、自分より抜けてるからこそ
呆れつつも可愛い存在。
なのかもしれません。
私はギボちゃんに対して
なにかを譲ってくれる話に「いらない」
と言えるし
気が向かない外出には「行かない」
を選択できます。
もちろん最低限の思いやりは込めます。
昨年はじめに
ギボちゃんが「たけのこいる?」
と聞いてきました。
昔の私は断れませんでした。
昨年の私は
「下処理してくれるならいる」
と答えました。
「もう~!」と言いつつ笑ったギボちゃんは
土佐煮を作ってくれました。
「めっちゃおいしいー!」
と私が喜んだら、嬉しそうに
「次は一緒にタケノコ堀りに行く?」
と聞かれました。
私は
「めんどいし虫が嫌いだから行かない。
行きたかったら子どもたち連れてどうぞ。」
と答えました。
ギボちゃんはまた笑っていました。
なんだかんだ言いながらも
私が一緒に行ってくれると思っているかもしれませんね。
行きませんけどね。
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