真面目に生きると損をする?理不尽な社会で生き抜くための子育てとは?

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真面目に生きてると損をする。

実感したことはありませんか。

学校や職場で与えられた業務に取り組む。

真面目に取り組むタイプもいれば

上手にサボる人間もいる。

サボっている人間は

特に咎められている様子もない。

やってらんねー。

って思う。

娘は中学に入ってから

そういったフラストレーションを感じることが多くなっていました。

騒いでいるのに注意されないクラスメイト

部活の準備や片付けをするメンバーは

ごく限られたいつものメンバー。

いつも上手にサボっている奴がいる。

それは社会に出ても続いていきます。

  • 先生の話をよく聞いて
  • 言われたことはキチンと守って

私は子どもたちをそんな風に育ててきたように思いますが

先生から見た娘はいわゆる【手のかからない子】であって

なんだかいいように扱われて

娘が損をしているんじゃないかと思うことがよくあります。

それは私自身も職場でよく体感しています。

職場の閑散期

仕事がなくて暇を持て余します。

店長が『この時期を利用して大掃除』というのですが

他のスタッフは指示がないと、自分で仕事を探そうとしません。

私が自分で仕事を見つけてやっているとき

それが力仕事(倉庫の整理)だったり、汚い仕事(掃除系)だと

ありがとうー!

とお礼を言われて終わりです。

でもそれが、手先でするような、時間つぶしの内職みたいな仕事をしていると

みんな群がってきて、手分けしてやりたがります。

何かすることないー?

って私に聞いてきたりしますが

あそこが汚れてるから掃除したいんよね…

などというと

えーやらんでいいやん(笑)

と返されます。

学生バイトとの会話ではありません。

それがちまちまとやる楽な作業系の仕事だと喜んでしてくれる。

することがなくて暇を持て余したパート主婦たちが何をしているのかというと

店長の目を盗んで延々とおしゃべりをしているのです。

店長はその様子に気づいているかもしれません。

でもそのスタッフたちは

特に咎められたり、シフトを削られたりはしません。

正しく生きろ

ではなく

(ずる)賢く生きろ

こんな風に教育をしてあげたらよかったのかな、とさえ思えてきます。

だけど今春

こんなことがありました。

負傷によって約半年、部活をお休みしていた娘。

復帰直後に大会があり

選抜メンバーはもう決定していました。

ところが娘の復帰にあたり

顧問の先生が

選抜の補欠メンバーを決めなおす

と言いだして

記録の取り直しをしたのです。

結果、娘は補欠に抜擢。

そしてなんと

部活内の成績が一番良くて

一番意地の悪い選手が

クラスでコロナ感染者が出て学級閉鎖になったため

大会を欠場することになり

繰り上がりで娘が出場することになりました。

ミラクルです。

この顛末を聞いたとき

あーやっぱり巡り巡って返ってくるんだな

そう思いました。

この時の試合で娘は好成績を残し

それがエネルギーとなって

最後の大会メンバー選抜の時には

部活内でトップの成績を残し

大会に挑むことができました。

先日無事に引退した部活

終わりよければすべてよし。

コロナで活動休止も多く

部活にどっぷりではなかったおかげで

大きなトラブルもなく済んで

ホッとしています。

先日の担任との面談では

娘の生活態度をめちゃくちゃ褒めてもらえました。

真面目に生きろ。

理不尽なことがいっぱいあるかもしれない。

社会に出たら、理不尽なことだらけ。

真面目で自分の正義を貫いて

しんどい思いをすることも

つらい思いをすることもあると思います。

ただどんな時でも

あなたは間違っていない

そうやって声をかけてあげたいなと思います。

さぁて。

受験生の夏が始まりますな。

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