学校が休校になってから約2か月半。
不安を抱えながらもストレスフルな日々を過ごしていらっしゃるのではないでしょうか。
私は今日、久しぶりにこのサイトを開いたのですが
開いて10分ほどたったころから、背後でクッションによるサッカー大会が始まりました…。
PCに集中することもできない日々を送っております。
ここ数日コロナウイルスの感染者の増加が緩み傾向で、学校再開の兆しが見えてきましたが
それと同時に抱える不安も出てきています。
昨日ネットニュースで見つけた記事を読み、
少し救われるような気持ちになったのでご紹介します。
子育てママに染みる尾木ママのブログコメント
雪崩れ打って我先にと各地で学校再開間近
でも単純に喜べないのですもちろん感染のリスクが大きいことがありますが休校中のプリント類に成績評価することを直ぐにやめる通知を出すことですどれだけ家庭の親子関係を破壊してきたことかーー親の負担が大きすぎたテレワークをやりにくくしたり親からの【虐待】蔓延させているか文科省はご存知ないのだと思います〈教育虐待〉生んでいるのです学校の先生方はどうか課題の出来不出来は気にするなとメッセージ出してあげて下さいね何しろ本来なら教師の仕事を家庭に丸投げしてきたのですから引用元:https://ameblo.jp/oginaoki/entry-12597032848.html
尾木ママさんは教育評論家として今の教育現場、状況の深刻さなど
子どもたちの目線に立ち、時には母親の立場を汲んだコメントを常々発表されています。
それはいつも堅苦しさがなく、
親たちの叫びを代弁してくれるかのように私は感じています。
GWが明けてから、学校から出される課題の量が格段に増えました。
内容も今までは前年度の復習を主としていたのですが、
GW後の課題はどれも新年度の予習ばかりなのです。
学校によって課題の出され方は多少違うのですが、
我が子が通う学校では小学校では1週間ごとにまとめられた課題
中学校では時間割のような課題が毎日、HPにアップされます。
毎朝プリントアウトから始まり、教科書を開きながら印刷した解説を読み課題を進め
そして印刷したプリントを解いて採点をする…新しい単元ですから、
スムーズに課題を進められることの方が当然難しく
その都度親が内容を確認して子供に教えていきます。
我が家では基本的に、プリントの採点と間違えている箇所の解説を私がしています。
子どもに採点をさせると、回答を見ながら丸をつけ
間違えた所は正しい回答を書いてそれで終わるからです。
子供はどうして間違えたのか、どうしてこの回答になるのかなど
全く理解できずに終わるのです。
このような状況下で、保護者たちの間では次のような言葉がちらほらとあがってきました。
自宅でここまでさせて予習を進めて、この単元は修了したことにされるのではないか
ということです。
コロナウイルスの影響で、親たちの不安や心配事のアンケートを取ると
学習面の遅れ
が心配される声が多く挙がっています。
学校側ももちろんその気持ちを汲んで、
少しでも不安が解消されるように
限られた時間で判断した結果の対応だとは思います。
ですがその課題が増えれば増えるほど、親たちの不安が大きくなってくるのです。
この状況はもちろん学校のせいではない
誰が悪いわけでもない
学校からくるメールにいつも記載されている
「保護者の皆様の負担が大きくなり申し訳ありません」
という言葉に胸が痛みます。
だからこそこの不安の行き場がなくなってしまっているのです。
尾木ママさんのこの発信は、私の心に染みました。
親の負担が大きすぎた
ああ。そう思ってもいいんだな、って。
子供の勉強を親が見るのは当然のこと?
学習面の遅れを心配したり、学校の対応に対していちいち不満を声高らかに主張している親ほど
学校から出された課題に全く関与していないという印象があります。
あ、これは私の身近な保護者という限られた小さな情報ですので
どちらかというと私の勝手な偏見なのですが。
学習面が心配だったら親が見れば良いでしょう。我が子なんだから。
そう思う人もいるかもしれません。
でもそれは簡単なことではありません。
日常が子どもが学校でお世話になっているという前提のライフスタイルになっているからです。
緊急事態制限→休校
はい、じゃあ親が勉強教えます、家庭教師します。
とはすぐにできないのです。
だからといって学校に不満をぶつけるのは違うと思いますけどね。
おわりに
私はコロナウイルスの感染が確認されてから今まで、
学習面の遅れを心配したことは一度もありません。
学習面が遅れたらどういうことに困りますか。(皮肉ではありません。素朴な疑問です)
子どもたちの進路が大きく変わりますか。例年に比べて圧倒的不利だと思いますか。
学校で授業のスピードが速まり、我が子だけが遅れたらどうしようという不安でしょうか。
蓋をあけてみないと分かりません。どうなるかなんて、まだ誰にも分かりません。
そしてその不安は全て、子どものものであって、親が不安を煽ってはいけないと思うんです。
学習面の遅れが心配で今がむしゃらに焦って頑張るのか、それとも学習面の遅れが明確になってそこを埋めるべく頑張るのか。ここに大きな差は生まれるのでしょうか。
学習面の遅れを実感した子どもがどうなりたいと思うのか、それを親がどうフォローしていくのか。
私の考えは甘いですかね(笑)
なるようになる精神です。
私がとても心配に思っていることは3つあります。
- 学校再開によって、コロナの第2波による命の危険性
- 治安の悪化による防犯面
- 今まで散々学校で「インターネットとの関わり方」を忠告されてきたのに、学習面においては全面的にインターネットに頼った課題を出すという矛盾への落としどころ
ウイルスという見えない敵との戦いはまだまだ続きそうですね。
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