子育ての悩みでトップ3のひとつと言える、
子どもの偏食に関する悩みを私のまわりでも良く耳にします。
ママ友との集まり、あるいは親戚などの集まりで
子どもたちと食事する機会は沢山経験してきましたが、
特に気になったのが
- 好き嫌い
- 小食
- 遊び食べ
の3つです。
私の子どもは、特に上の子が好き嫌いが激しいのですが
現在嫌いなものでもほとんどしっかり食べてくれるので
偏食に関して困っているということはありません。
どうしたら好き嫌いがなくなるのでしょうか。
どうしたら嫌いなものでも食べてくれるのでしょうか。
我が家の上の子と下の子の違い
上の子の離乳食が始まった時、私は第一子ということもあり
食材本来の味を知ってもらおう
素材のおいしさを感じてもらおう
そして勿論健康の為にも完全手作りを徹底していました。
上の子は初めてする事をとにかく嫌っていたので、
離乳食のデビュー当時はいつも泣いていました。
それでも色んな本を読み、工夫を重ねて
離乳食づくりに何時間もかけて励んでいました。
下の子は上の経験もあって慣れてしまい、
だし汁はベビーフード(BF)の粉末を使ってみたり
時折レトルトパウチや瓶詰めのBFを利用したりしました。
結果
上の子は好き嫌いが激しく、下の子は何でも食べる子に育ったのです。
何だかやるせないですよね(笑)
たった二人のデータなのであくまで私の意見なのですが
上の子は手間暇かけて
とにかく何でも食べて欲しい、健康に育って欲しい
という気持ちが強く入り込み
少し神経質だったのかもしれません。
そして下の子は食べること自体の楽しさ、楽しみを感じられたのかもしれないです。
もちろん離乳期に与えたくない食べものもありますし
愛情かけて離乳食を作ってあげたいですが
あまり気負いすぎずに完璧を求めすぎない
楽しい育児がなによりもこどもを健やかに育てる秘訣なのかもしれません。
偏食をする子どもには、こんな共通点があった!
偏食をする子どもに、いくつかの共通点をみつけました。
- 食事の時間が定まっていなくて、おやつをダラダラと食べている
- 嫌いで食べたがらないから、親が食事に出さなくなる
- 「食べなさい!」と叱責はするものの、親はすでに諦めモードで好きな物ばかりを与える傾向に
全ての家庭にあてはまるわけではありませんが
こういった状況を多く見てきました。
おやつをダラダラと食べている家は、子どもの手の届くところにお菓子が置いています。
子どもは当然欲しがって
愚図りでもしたら、親やまわりが観念してそれを与えます。
それは時間に関係なく、夕方でも与えているんです。
ダラダラ食べでは子どもは飽和状態になって
嫌いな物どころか、とても好きな食べ物でないと食べてくれなくなってしまいます。
子どもの中には嫌い!の主張が激しい子もいますよね。
子どもはもちろんですが、
親にとっても食事の時間がとても憂鬱な時間となってしまいます。
体が小さい子であれば成長も心配になってきますよね。
その結果、食べてくれるものをついつい選んでしまうようになるのです。
幼児期はそれで何とか食事を済ませてこれたかもしれないですが
そういった家庭は大抵、子供が小学校に入ると給食という大きな壁にぶち当たるのです。
嫌いな物でも子どもがきちんと食べてくれるようになる方法
子どもの好き嫌いをなくすというのは本当に難しいです。
ですが嫌いな物でも食べてくれるようになる方法は沢山あります。
子供の幼児期に拒否された食材を使わなくなると、
その後は本当に苦労します。
食べなくなってから食べられるようにするのはとてもハードルが高いのです。
私が今まで努力してきたことは
- 子供の好きな味付けで料理する
- 食べやすい大きさや形を工夫する
- とても嫌いな食べ物を出す時は、必ず好きな食べものも出す。
- どうしても食べられない食材1~2種類だけは免除してあげる
- おやつの時間や量を徹底する
幼児期は好きな味付けだったり、
カレーの具材に利用したり細かく刻んでハンバーグに混ぜたりといった、
気付いたら入っていたという形
で食べさせていましたが
言葉の意味が分かり、会話が成り立つ時期には
時々あえてその嫌いな食べ物がわかるように調理してきました。
最初はそれをよけて食べます。
時には嫌がり食べてくれない時もあります。
それでも根気よく出し続けます。
自分が嫌いなものを食べて見せたり、
これが食べられたらまた今度お外でご飯食べようねと励ましたり。
言わないように気を付けていたことは
これを食べないと好きな食べものあげないよ!
などといった、食べないとダメ!という押し付け感のある言葉です。
もう少し大きくなってきたら
今度は必ず、嫌いな食べものを出した時には好きな食べ物も一緒に準備します。
最初はどちらも少量。
嫌いなものを食べたら、好きなものがおかわりできるよ!
と言いながら応援してきました。
それで食べられるようになってきたら、
徐々に嫌いな食べものの量を増やしていきます。
好きな食べ物の量は変わらず少量ですが、
成長に合わせておかわりの量を多く準備してください。
そして、どうしても食べられない食材1~2種類は
家では出さないようにしてあげる。その代わり他の嫌いなものは頑張って食べてね。
という風に、逃げ道も作ってあげました。
その食材を家では避けても
給食などで出てきて食べなきゃいけない時期がやってきます。
その時は子どもも頑張って口に運ぶように努力するので、それを褒めてあげましょう。
その他にもうひとつ、私が子どもに時々言う話があります。
お母さんね、子供の時すっごい嫌いな食べ物多かったの。
でも今はほとんど食べられるようになったよ。
大人になったら食べられるようになるから、〇〇ちゃんも大丈夫。
今でも頑張って食べてるからすごいよ!
この言葉によって自分は大人よりも、親よりも頑張ってるんだという自信をもち
嫌いな物を食べる努力ににつながりました。
まとめ
子供の偏食をなおすのは簡単なことではありません。
私が実行してきたことをすでにされているにも関わらず
悩んでいらっしゃる方も多いでしょうし、実行してスムーズに成功するとも限りません。
それもお子様の個性のひとつです。
手が付けられなく程キライと認識する前に、
親がすでに心構えを持って動いていかないとその後がとても大変になってきます。
中々根気がいることですので、
お子様が離乳食を始めるその日から心の準備が必要になってくるのです。
子育ての悩み 子供がチャイルドシートに乗ってくれない!YouTube育児を回避する方法
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