幼児期の子育ての悩みで、こんな話をよく聞きます。
YouTubeを観せないと泣いて暴れてチャイルドシートに大人しく乗ってくれません
私は思います。
観せてくれないから泣くんじゃない、
泣いたら観せてくれるのを分かっているから泣くんです。
車を走らせていたり友人の車に同乗すると、
チャイルドシートの装着をしていない人がとても多いです。
やはりチャイルドシートで固定すると機嫌が悪くなって、
運転に支障をきたす場合があるし、外出も大変になるからでしょうか。
日本では平成12年に、
6歳以下の子が車に乗車する時はチャイルドシートの着用が義務付けられて言います。
尊い命を守るための大切なルール、
親としても本来ならきちっと装着したいという気持ちはみんな持っているはずです。
私の子供たちは今までYouTubeをみたいと愚図ったことはありませんし、
チャイルドシートに座りたくなくて嫌がったり脱出しようとしたりなどもありません。
では一体、どんな方法を使ったでしょうか。
生まれてから生後10ヶ月くらいまでの車内での様子
初めてチャイルドシートに乗せてお出かけしたのは、生後2か月くらいからです。
私の娘は本当に寝ない子で、当時は車内でも頻繁に泣いていました。
赤ちゃんは泣くもの。そう思い、しばらくは近くのスーパーくらいしか出かけられませんでした。
出掛けられないのも今だけ!と自分に言い聞かせて、
当時は割り切って我慢していたんです。
生後半年くらいになると、最初は機嫌よく座っていましたが
次第に飽きてきて愚図りだしていました。
この時期もとても大変で、遠出のレジャーなんてもっての他です。
つまり、この時期はみなさんが悩まれている『泣いて暴れて大変』状態だったのです。
チャイルドシートに乗ってもらうために1歳から車内で徹底してやってきたこと
うちでは、どんなに泣いていようが車の走行中は絶対にチャイルドシートからおろしたりしません。
ですが泣いているのを放置して、泣き疲れて寝てくれるのをただひたすら待っていたわけでもありません。
私が遠出の際に徹底してやってきたことは
- 子どもが好きそうな、アンパンマンなどの音楽をずっと流す
- 流している歌を一緒に歌ったり、それに合わせて手遊びをする
- 車に持ち込めるおもちゃや仕掛け絵本などを用意する
- 頻繁に休憩を取り、車の外に出て気分を入れ替える
- 新しいおもちゃ(100円ショップなどの安いものでOK)をひとつ用意する
最初はこれでも限界が来ます。
ただ休憩を加えながらこれをひたすら繰り返し、
そして泣いてもシートからは絶対に下ろさない。
これはもう、親と子どもの我慢大会なんです。
時にはパパも声をかけてあげたりして、
違う声を聞かせることで気をそらせたりします。
まとめ
我が家はこれをひたすら徹底してきて、
今ではお気に入りのおもちゃを自分で準備し、
遠出の車内を自分で楽しめるようになってきました。
ケータイでYouTubeなどの動画は勿論、
車内でDVDが観たいなどと言ったこともありません。
リクエストがあるとすれば、
自分の好きな音楽をかけて欲しいというくらいです。
お子様によっては個人差があると思いますので、
これが誰でも簡単にうまく行く方法ではなく、
中には長い時間苦労される家庭もあると思いますが生まれて数年の間、
親が我慢してこれを徹底すれば
こどもはそれが『車内での過ごし方』だと思うようになります。
その時に親が負けてしまうと、
おそらく小学生くらいまでの長期に渡りYouTubeを観たがり、
大人しく座っていられない子になってしまうのです。
子どもが嫌がるからチャイルドシートに乗せてない、
シートベルトをしていない
それが一生の後悔になりませんように。
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