今年もこの時期がやってまいりました。
1年で一番憂鬱な宿題(親子共に)、読書感想文を書く季節です。
私は毎年読書感想文の宿題を手伝っているのですが
上の子は小学4年生くらいから本人に任せて
私はノータッチでできるようになったのですが
下の子は毎年目が離せません。
何が言いたいの?
何回同じことを書いてるの?
てか
本ちゃんと読んだ???
と思えるくらいの残念な文章で
正直、発狂したくなるレベルです。
世の中には私と同じように読書感想文で悩まされているママさんもきっと多いはず。
中にはネットで調べたり
親が代わりに文章を考えてあげて、子どもがそれを書き写すだけという家庭もあるそうです。
子どもにとって全く無意味ですね。
中学生になってもそうしてあげるのでしょうか。
今日は、そんな悩ましい読書感想文の書き方や
親のフォローの仕方など
私なりの方法をご紹介いたします。
※読書感想文のコンクールに入選するためのアドバイスではありません。
感想文が苦手なお子様が、それなりに様になって学校に提出できる程度ものを完成させるためのアドバイスです。
Contents
感想文がスラスラ書ける本選び
感想を書く上で最も重要といえるのが本選びです。
その学年にあった本というのはもちろんですが
・子どもが興味を持ちやすいテーマ
・親自身も感想が思い浮かびやすいもの
を数冊選び
子どもに読ませて選ばせます。
本人が自分で本を見つけられるのが一番なのですが
感想文が苦手なお子様は
何を選んだら良いのかすら、よく分からないという子が多いです。
実は、ひとつ上の学年向けの作品を選んだ方が
内容が深くて、書きやすいということもあります。
毎年発表される課題図書から選ぶのもひとつの方法ですが
我が家では毎年課題図書はスルーしています。
子どもが興味を引きやすい動物がテーマの作品は
割と書きやすいです。
選んだ本は、親もざっくり目を通して
内容を把握しておきます。
キレイにまとめなくていい!まずは思いつくまま思ったことを書こう!
まずはじめは、本に書かれている内容の順番を気にせず
思いのままに感想を書かせます。
使える文章選びや、誤字脱字の添削をするので
私はコピー用紙2枚ほどに
書けるだけ書いてもらいます。
それをチェックして、使える文章の部分をもっと膨らませたり
違う表現の方法にさせたりとアドバイスします。
ちなみに私の下の子が最初に書いたものは
半分以上使い物になりません笑
全く感想が思い浮かばない場合の書き方
何を書けば良いのか全くわからない場合は
更に助っ人します。
- この本を選んだ理由はなにか
- この本で一番印象に残ったのはどこか、また感動した部分はどこか。それはなぜか。
- この作者はこの本で何が一番伝えたかったのか
- 登場人物がもし自分だったら、どんな行動に出るだろうか
このようなことについて
書いてもらいます。
採用した部分は、可能な限り膨らませます。
私は
- 感動しました
- すごいなと思いました
- 良かったです
という言葉は使うな!
とアドバイスします。
最終的には使うのですが、はじめのうちな
そんな薄っぺらいまとめ方するなと言います。
鬼です笑
色々な表現方法で感想を書いてもらうのですが
言い回しなど、キレイにまとめすぎないようにします。
多少変な言葉づかいがあったとしても
それが本人の能力なので
細かく変更はしません。
添削が終わったらあとは文章を組み立てるだけ!
使える文章をある程度まとめられたら
その文章を
原稿用紙に書く順番を決めます。
そして、最初に持ってくる最初の文章を原稿用紙に書いてもらい
それでどのくらいマス目が埋まったか見ます。
感想文は、低学年で2枚程度
高学年で3枚程度でしょうか。
次の文章にうつる前に、書き足せる内容がないか
もう一度本の内容を振り返って子供とチェックします。
それを規定の枚数をクリア出来そうな目処が立つまで
何度も繰り返して
完成させていきます。
おわりに
上の子も同じような方法でサポートしていき
小学校4年生になる頃には
私がノータッチでも読書感想文を仕上げることができるようになりました。
けれども下の子は
私のしてきたアドバイスを
記憶に残してくれないので
おそらく来年も同じように感想文をサポートすることになりそうです。
放置してたら良いのでしょうが
もうホントにね、恥ずかしい文章なんですよ…。
子どもの表現力が豊かになるためのトレーニングだと思って毎年手伝っていますが
ほんと憂鬱。
昨年の夏休みは
宿題が早々に終わってまだまだ余裕があったので
「今から来年の読書感想文の準備をちょっとずつ始めとく笑?」
と息子に聞いてみましたが
「絶対いや笑笑」
という返事が返ってきました。
時間が迫って追われるように書くより
いいと思うんだけどな笑
ちなみに。
上の子は文章がすごく得意な子に育ちました。
姉弟でこうも違うのはやっぱり
3歳までほぼ毎日欠かさず読み聞かせをしてあげていたかどうかの違いでしょうか。
下のおちびは小学校に上がるまで
本は絵だけ見てページめくる子たったな。。。
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